製品
双方向DC-DCコンバータ EZA2500に、高圧側・低圧側の入力電圧範囲を拡大したEZA2500Wを追加しました。
2019年6月21日
TDK-Lambdaブランドの小型・薄型・高効率の双方向DC-DCコンバータ EZAシリーズの2500W出力モデルに、太陽電池との適合性向上を目的として、既に販売中の標準品よりも高圧側・低圧側の入力電圧範囲がワイドな「EZA2500W-32048」を開発し、6月28日から販売を開始します。
高速・防塵・長寿命ファンを採用しているため、標準品と比較し、動作周囲温度の上限が+50℃にアップしました。さらに、内部基板に両面コーティングを施しています。
主な用途
- 蓄電システム(直流バスに接続されるリチウムイオン電池、鉛蓄電池、電気二重層コンデンサなどの充放電制御)
- 電力エネルギーの回生システム
- DC-UPS(直流無停電電源装置)システム
- 大容量直流昇降圧コンバータ
主な特長と利点
- 双方向DC-DCコンバータとしておよそ必要とされる機能をほぼ実現する、先進のデジタル制御電源
- 1Uサイズの薄型・フルラックサイズ、高効率90.5%(Typ.)
- 高圧側・低圧側の入力電圧範囲拡大により、太陽光発電システム向けに最適
- 基板両面コーティングにより、ゴミなどによるトラブルのリスク低減※
- 高速・長寿命・防塵ファン採用
・動作周囲温度の上限が標準品の+40℃から+50℃にアップ
・ファンの期待寿命が標準品の5年から10年に延伸
※保証するものではありません。設置にあたり、必要に応じてゴミ、塩害の対策をお願いします。
新モデルのラインアップ
品番 | 機能 |
---|---|
EZA2500W-32048 | - 高圧側・低圧側の入力電圧範囲を拡大 - 内部基板には両面コーティングを実施 - 高速・長寿命・防塵ファンを採用し、+50℃環境での動作を実現 - ファンの期待寿命:10年 |