電源事業: TDKラムダグループ主要5拠点で医療機器向け品質マネジメントシステム(ISO13485)認証を取得
- 日本の標準スイッチング電源メーカーとしては初取得
2020年6月17日
TDK株式会社(社長:石黒 成直)は、グループ企業であるTDKラムダ株式会社(社長: 矢代 博行、以下 TDKラムダ)の長岡テクニカルセンター(新潟県長岡市)が、日本の標準スイッチング電源メーカーとしては初となる、医療機器向け品質マネジメントシステムの国際規格であるISO13485※1:2016の認証を取得したことを発表します。
- 登録活動範囲:
- 能動医療機器の部品(スイッチング電源装置)の設計・開発、製造及び附帯サービス(市場返却品の解析、修理、オーバーホール)
TDKラムダでは、かねてより医療機器市場に注力しており、グループ全体活動としてISO13485規格の認証取得を推進してまいりました。今回の長岡テクニカルセンターの認証取得により、日本・イギリス・アメリカ・中国・マレーシアの主要な開発設計・生産拠点で認証取得が完了しグローバルに対応できる体制を構築致しました。
医療機器市場においてさらなる品質向上に貢献し、安心してご採用いただける製品・サービスをご提供することで、ビジネス拡大を図ってまいります。
用語集
※1 ISO13485
- 医療機器に対し、世界的に認知された品質マネジメントシステムの国際規格。ISO9001よりも徹底的に文書化された品質システムの構築やリスクマネジメントの実施により、医療機器の品質、信頼性、および安全性確保のための基盤となる。
TDK株式会社について
TDK株式会社(本社:東京)は、スマート社会における電子デバイスソリューションのリーディングカンパニーを目指しています。 独自の磁性素材技術をそのDNAとし、最先端の技術革新で未来を引き寄せ(Attracting Tomorrow)、社会の変革に貢献してまいります。
当社は各種エレクトロニクス機器において幅広く使われている電子材料の「フェライト」を事業化する目的で1935年に設立されました。主力製品は、積層セラミックコンデンサ、アルミ電解コンデンサ、フィルムコンデンサ、インダクタ、フェライトコア、高周波部品、ピエゾおよび保護部品等の各種受動部品をはじめ、温度、圧力、磁気、MEMSセンサなどのセンサおよびセンサシステムがあります。さらに、磁気ヘッドや電源、二次電池などです。これらの製品ブランドとしては、TDK、EPCOS、InvenSense、Micronas、Tronics、TDK-Lambdaがあります。
アジア、ヨーロッパ、北米、南米に設計、製造、販売のネットワークを有し、自動車、産業電子機器、コンシューマー製品、そして情報通信機器など幅広い分野においてビジネスを展開しています。2020年3月期の売上は約1兆3000億円で、従業員総数は全世界で約107,000人です。
TDKラムダ株式会社について
TDKラムダ株式会社は、信頼性・革新性の高い産業機器向け電源をグローバルに提供するリーディングカンパニーです。日本、中国、ヨーロッパ、アメリカ、アジアの世界5極に研究開発拠点を置き、開発・製造から販売・保守までのフルファンクション体制でお客さまのさまざまなニーズにお応えしていきます。詳細は、https://www.jp.lambda.tdk.com/ja/をご覧下さい。
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大須賀 | TDK株式会社 広報グループ |
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