• 業界最小クラスの超小型サイズ（3×5インチサイズで最大600W出力）
• 超高効率：96%（24VDC出力タイプ）
• 医用規格ES/CSA/EN60601に加えてAV・情報・通信規格UL/CSA/EN62368-1も取得

2020年6月25日

TDK株式会社（社長：石黒　成直）は、医療機器・産業機器向けのTDK-LambdaブランドのAC-DCスイッチング電源CME-Aシリーズに新たに600W出力モデルを追加したことを発表します。これにより医用規格適合のCME-Aシリーズは、30/60/100/150/200/350/600/1500Wの合計8モデルのラインアップとなり、さらに多様なお客様のニーズにお応えします。TDKラムダ株式会社（社長：矢代　博行）が7月より600W出力モデル（CME600A）の量産出荷を開始します。

CME-Aシリーズは、医療機器や産業機器に最適なAC-DCスイッチング電源です。このたび追加する600W出力モデルは回路・部品及び構造の最適化により、業界標準サイズである76.2mm × 127mm（3×5インチ）高さ37mmにて、自然空冷時：400W出力（ピーク出力600W）・強制空冷時：600W出力を実現しました。

また、効率は96%（24VDC出力タイプ）と超高効率で低ノイズ化（EMI Class-B準拠）も実現しており、お客様装置の小型化及び電力消費量削減に貢献します。

本シリーズは、ES/CSA/EN60601-1 Ed.3.1を取得しており、低リーク電流：0.2mA以下、絶縁耐圧：入力-出力間4kVAC（2MOPP）、入力-FG間2kVAC（1MOPP）、出力-FG間1.5kVAC（1MOPP）と、さまざまな医療機器への搭載が可能となります。加えて、AV・情報・通信機器規格UL/CSA/EN62368-1も取得しており、幅広い用途にご利用いただけます。

主な用途

• 医療機器、分析装置・工業用・商業用自動機器、計測機器、半導体製造装置など

主な特長と利点

• 自然空冷：400W出力（ピーク出力600W）、 強制空冷：600W出力
• EMI Class-B準拠（雑音端子電圧，雑音電界強度）
• 機能も充実：補助電源（5V/2A）リモートON/OFFコントロール、パワーグッド信号
• 医用安全規格ES/CSA/EN60601-1 Ed.3.1に加え、AV・情報・通信機器規格　UL/CSA/EN62368-1認証（安全規格認証高度：5,000m）

主な仕様：CME600A

TDK株式会社について

TDK株式会社（本社：東京）は、スマート社会における電子デバイスソリューションのリーディングカンパニーを目指しています。 独自の磁性素材技術をそのDNAとし、最先端の技術革新で未来を引き寄せ（Attracting Tomorrow）、社会の変革に貢献してまいります。
当社は各種エレクトロニクス機器において幅広く使われている電子材料の「フェライト」を事業化する目的で1935年に設立されました。主力製品は、積層セラミックコンデンサ、アルミ電解コンデンサ、フィルムコンデンサ、インダクタ、フェライトコア、高周波部品、ピエゾおよび保護部品等の各種受動部品をはじめ、温度、圧力、磁気、MEMSセンサなどのセンサおよびセンサシステムがあります。さらに、磁気ヘッドや電源、二次電池などです。これらの製品ブランドとしては、TDK、EPCOS、InvenSense、Micronas、Tronics、TDK-Lambdaがあります。
アジア、ヨーロッパ、北米、南米に設計、製造、販売のネットワークを有し、自動車、産業電子機器、コンシューマー製品、そして情報通信機器など幅広い分野においてビジネスを展開しています。2020年3月期の売上は約1兆3000億円で、従業員総数は全世界で約107,000人です。

TDKラムダ株式会社について

TDKラムダ株式会社は、信頼性・革新性の高い産業機器向け電源をグローバルに提供するリーディングカンパニーです。日本、中国、ヨーロッパ、アメリカ、アジアの世界5極に研究開発拠点を置き、開発・製造から販売・保守までのフルファンクション体制でお客さまのさまざまなニーズにお応えしていきます。詳細は、https://www.jp.lambda.tdk.com/ja/をご覧下さい。

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