• シームレスな昇圧・昇降圧・降圧モード切替
• ワイドな入出力電圧範囲
• 高効率・小型・軽量
• 安全規格　UL/CSA/IEC62368-1認証

2021年6月17日

TDK株式会社（社長：石黒　成直）は、TDK-Lambdaブランドの非絶縁型 昇降圧 DC-DCコンバータi7Cシリーズを新たに開発したことを発表します。TDKラムダ株式会社（社長：八鳥　佐内）が2021年6月より量産出荷を開始します。

i7Cシリーズは、昇降圧タイプのDC-DCコンバータです。シームレスな昇圧・降圧モード切替により、ワイド入力電圧範囲（9～53VDC）において、フレキシブルな出力電圧設定（5～28VDC / 9.6～48VDC　2ラインアップ）と安定供給を可能にします。
ワイド入力電圧仕様は、様々なバッテリ電圧とその電圧変動に対応し、バッテリ駆動・バックアップアプリケーションに最適です。

効率は最大97%（24VDC出力時）と超高効率を実現し、業界標準サイズの1/16ブリックピン配置、サイズ34.0 × 12.7 × 36.8mm（W × H × D）で最大300W出力を可能とします。お客様装置の小型化・省エネルギー化、厳しい熱環境下でのご使用などにも実力を十分に発揮します。

安全規格は、AV・情報・通信機器規格UL/CSA/IEC62368-1を取得しておりますので安心してご使用いただけます。

主な用途

• 計測機器、FA、半導体製造装置、通信機器、医療機器、バッテリアプリケーションなど

主な特長と利点

• ワイド入力電圧範囲：9～53VDC
• ワイド出力電圧範囲：5～28VDC / 9.6～48VDCの2タイプ用意
• 高効率：最大97%（i7C4W008A120V、24VDC出力時）
• 小型：業界標準サイズの1/16ブリックピン配置で300W出力を実現
• 軽量：業界トップクラス25g
• 低消費電流：スタンバイ時の超低電流（0.25mA以下）でバッテリの長時間駆動に貢献
• 安全規格：AV・情報・通信機器規格　UL/CSA/IEC62368-1認証取得
• 多彩なオプションモデルを用意
  パワーグッド信号、周波数同期、出力電流監視機能を搭載したフルファンクション仕様
  ベースプレート構造仕様や放熱器付き仕様

主な仕様：i7Cシリーズ

TDK株式会社について

TDK株式会社（本社：東京）は、スマート社会における電子デバイスソリューションのリーディングカンパニーを目指しています。 独自の磁性素材技術をそのDNAとし、最先端の技術革新で未来を引き寄せ（Attracting Tomorrow）、社会の変革に貢献してまいります。
当社は各種エレクトロニクス機器において幅広く使われている電子材料の「フェライト」を事業化する目的で1935年に設立されました。主力製品は、積層セラミックコンデンサ、アルミ電解コンデンサ、フィルムコンデンサ、インダクタ、フェライトコア、高周波部品、ピエゾおよび保護部品等の各種受動部品をはじめ、温度、圧力、磁気、MEMSセンサなどのセンサおよびセンサシステムがあります。さらに、磁気ヘッドや電源、二次電池などです。これらの製品ブランドとしては、TDK、EPCOS、InvenSense、Micronas、Tronics、TDK-Lambdaがあります。
アジア、ヨーロッパ、北米、南米に設計、製造、販売のネットワークを有し、自動車、産業電子機器、コンシューマー製品、そして情報通信機器など幅広い分野においてビジネスを展開しています。2021年3月期の売上は約1兆4790億円で、従業員総数は全世界で約129,000人です。

TDKラムダ株式会社について

TDKラムダ株式会社は、信頼性・革新性の高い産業機器向け電源をグローバルに提供するリーディングカンパニーです。日本、中国、ヨーロッパ、アメリカ、アジアの世界5極に研究開発拠点を置き、開発・製造から販売・保守までのフルファンクション体制でお客さまのさまざまなニーズにお応えしていきます。詳細は、https://www.jp.lambda.tdk.com/ja/をご覧下さい。

ダウンロード

• 背景の無い製品 (jpg: 813 KB; 300dpi)
• プレスリリース (pdf: 198 KB)

• 製品の詳細情報は
  https://product.tdk.com/system/files/dam/doc/product/power/switching-power/dc-dc-converter/catalog/i7c_j.pdfで参照できます。

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