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リサーチ&デベロップメント

世界最先端の技術力で小型・高効率で「環境にやさしい電源」を創出

小型化に不可欠な最先端のシミュレーション技術

電子機器・装置の小型化・高機能化の進展にともない、電源にもより一層の小型・軽量・高効率化が求められています。こうした市場ニーズにスピーディに応えるために、TDKラムダでは熱や電磁場、また機構構造など、さまざまな角度からマルチに解析・評価できる先進の評価シミュレーション技術を設計開発に活かしています。なかでも、コンピュータを利用して電源内部のトランスや半導体の最適配置や熱対流などを画面上で確認できる熱シミュレーション技術は、小型・高性能電源の開発・設計のスピードアップに大きく貢献しています。

小型化に不可欠な最先端のシミュレーション技術

ロスを抑える回路設計で極限に迫る高効率を追求

理想的な電源とは、どのような条件の変動があっても安定した電圧を100%の効率で供給できる電源です。しかしながら、現在の電源では交流から直流への変換や電圧を昇降圧する際の電力ロスが発生しています。TDKラムダでは、この電力ロスを軽減できるデジタル制御やさまざまな回路技術の開発、低損失半導体の採用、またTDK独自の素材を活かした低損失トランスとコイルの採用など、さまざまな取り組みでお客様の装置の電力削減に貢献する高効率電源の開発に取り組んでいます。

ロスを抑える回路設計で極限に迫る高効率を追求

グリーンパワー製品への技術的な取り組み

高効率製品の開発による省エネルギー化への貢献

電源はさらなる省エネ社会を実現するうえでのキーデバイスです。現在使われているTDKラムダ製電源の効率が1%改善されれば、年間240ギガ Whの電力の節約となり、これは長岡テクニカルセンターのある新潟県長岡市で1か月に消費される電力量に匹敵します。TDKラムダは、電源の効率を向上させ、地球環境保全に貢献できるよう日々努力を積み重ねています。

高効率製品の開発による省エネルギー化への貢献

小型・軽量製品の開発による省資源化への貢献

TDKラムダでは、リサイクルによる省資源化を目指して、開発設計段階から廃棄時を視野に入れた製品づくりを進めています。処分や分解のしやすさ、部品点数の最小化に努めるとともに、廃棄量を少しでも低減するために製品の小型化・軽量化に力を入れています。PFE シリーズは、従来品比で実装面積は約2 分の1から約3分の1という小型化を実現しています。

小型化で省資源に貢献するPEFシリーズ

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