MESSAGE

メッセージ

〈世界No.1の電源メーカーを目指して〉

TDKラムダ株式会社 代表取締役社長 八鳥佐内
TDKラムダ(株)代表取締役社長
八鳥佐内

TDKラムダは、2008年にTDKの電源事業との統合により誕生した電源のリーディングカンパニーであり、日本・中国・アジア・ヨーロッパ・アメリカの世界5極に開発・生産から販売・保守まで含めたフルファンクション機能を備えた唯一のメーカーです。
当社の電源は情報通信、医療、分析・計測、FA、ロボット、半導体製造、鉄道、LED表示など今日の社会インフラに向けた幅広いラインナップと高い品質・信頼性により、産業機器向け電源ではトップシェアを誇っています。

TDKの強みである磁性材料やトランス、コンデンサといった最先端の電子部品を活用し、これまで培ってきた電力変換、アナログ制御、デジタル制御、磁気・熱シミュレーションといった要素技術の組み合わせにより、多くの先駆けとなる製品をリリースしてきました。

また、太陽光発電など再生可能エネルギーの活用やエネルギーマネージメントシステムの取り組みが広がる中、中核をなす小型高効率・高信頼の「双方向コンバータ」や、工場や物流センターの自動化に向け無人搬送車への給電において、利便性や安全性を格段に向上させた「ワイヤレス給電システム」など、画期的な製品も創出しています。
更に、メーカーの重要なファンクションである生産においては、「ロケーションフリーのものづくり」を推進することで生産機能の強化を図ってきました。情報インフラを一元化し、ロボットなどによる自働化を進め、どの工場でも均一な品質・納期を実現でき、地政学リスクや需要の急変、不測の事態にも柔軟に対応できる生産体制を実現しています。

私たちは世界5極で事業活動を行っていますが、多様な価値観やバックグランドを持ったメンバーが互いを尊重し、異なる意見やアイディアをぶつけ合うことで新たな成長の機会が生まれ、ビジネスは拡大していきます。人もまた様々な経験や仕事を通じて成長していきます。

今後、世界がますますボーダーレスになっていく中で、当社は次のような方を求めています。
「自律型の人材」自身であるべき姿を考え、目標に向かってチャレンジできる方
「プロフェッショナルな人材」専門分野の確立を通じて、チームに貢献できる方
「グローバルな人材」多様性を尊重し、世界の仲間と共鳴しながら仕事ができる方
社会に出て、直ちにこれら全てを満たすことは無理かもしれませんが、入社後研修やフォローアップ研修、多様な教育プログラム、各部門での業務や海外での勤務を通じて、貴方が一歩一歩成長できる環境が当社にはあると思っています。

脱炭素社会の実現へ向け、これからの10年、20年で私たちを取り巻く環境は大きく変化していきます。エネルギーを効率良く使う、効率良く貯めるなど、私たちの持つ電力変換技術を通じて、人類の最重要課題の一つである地球環境保全に貢献していくことが、私たちの社会的責務であると考えています。
「世界No.1の電源メーカー」を目指し、共に汗を流しチャレンジしてくれる貴方とお会いできることを楽しみにしています。